松田聖子 Classic 聖子ちゃん!白書

松田聖子さんの原点 “聖子ちゃんの季節” にスポットを当てました!
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松田聖子 第20枚目シングルB面曲 『七色のパドル』

 1985年1月30日発売。
 聖子ちゃんの第20枚目シングル 『天使のウィンク』のB面曲。
 
 『七色のパドル』。
 
 作詞: 小坂明子
 作曲: Nobody
 編曲: 大村雅朗
 
 
  
 ここのところ、だいぶ大人っぽい曲が多くなってきていた聖子ちゃんでしたが、このシングルでは、久しぶりにうぶで甘酸っぱい片想いに悩むヒロインを演じています。
 
 ある意味 A面(メジャー・タイトル)の『天使のウィンク』と似たような曲想になっているように思います。
 
 『天使のウィンク』では、恋の悩みを天使に相談しているのに対して、この曲 『七色のパドル』では、テレパシーに願いを託しています。
 
 いずれも、超自然的パワーに解決策を求めているところが、花や愛の妖精のような魅力を持つ聖子ちゃんにはお似合いのモチーフだと思います。
 
 そして、この 『七色のパドル』の作詞をされたのは、小坂明子さんというシンガー・ソング・ライターの人で、この11年前に自作曲『あなた』が、200万枚の空前の大ヒットを記録して、一躍有名になった人です。
 
 聖子ちゃん自身も前年のテレビ番組で、その曲『あなた』を熱唱しています。 曲の中に入り込みやすい聖子ちゃんは、エンディングにかけて感極まってきて、聴く人すべてを感動の渦に巻き込んでいました。
 実は、表沙汰にはなっていませんでしたが、その当時すでに恋人として過ごしていた郷ひろみさんとの破局が決定的になっていました。
 そういう訳で、『あなた』の歌詞の内容は、そんな二人とぴったり符合したものだったのでした。 その切なさに堪え切れなくなってしまった結果なんだろうと想像できます。
 
*夜ヒット 制作者の小坂明子さんとのコラボレーション。 『あなた』
*Seiko1701さん、貴重な映像ありがとうございます。
 
 その小坂さんから、詩の提供を受けると言うのは、やはり縁があったのでしょうね。
 
 矢沢永吉さんのバックバンドを務めていたNobodyさん作曲の軽快でPOPなメロディーは抜群に心に響く上に、この甘酸っぱい叙情的な詩によって片想いの人との思いを叶えたい切なさがひしひしと伝わってくる素敵なセンチメンタル・ナンバーに仕上がっています。
 
 ずっと思いを寄せていた人が昨年末に付き合っていた彼女と別れたことがあって、自分にもチャンスが巡ってきてうれしい気持ちの反面、「spring rain♪」もう春になっているというのに彼は、一向に自分に振り向いてくれないもどかしさにジリジリしている姿がいじらしく描かれています。
 
 雨上がりの道で、その彼氏と出くわし、喜び勇んで水たまり(パドル)を跳び越した拍子にバランスを崩して彼のワイシャツにキスマークをつけてしまった。  思わぬアクシデントかと思いきや、実は、彼女がマーキングするためにわざとやったというあたりが、またなんとも健気な乙女心ですね。
 
 それから、信号待ちになると、交差点の向こう側に偶然、彼と別れた元彼女と出くわしてしまい、視線が合ってしまう。 彼はさりげなくそのキスマークを隠そうとする。 すると彼女の心はとたんに雨降りに。 そのようなシーンを雨上がりの自分の部屋から窓の外を眺めては回想しています。 歌詞の情景描写が二段構造になっているんですね。
 
 そんな物思いに耽りながら眺める窓の外には、きれいな虹が出ています。
 そして、雨上りの水たまり(パドル)にはその虹が映っています。 “(七色のパドル)”。 そう、ここで『七色のパドル』(七色の虹の映った水たまり)という意味が解ることになります。
 
 夢のように神秘的で美しい虹には、ファンタスティックな力があるのではないかしら。 どうぞ、私の心の中のパドルをあの水たまりに全部注ぎ込んで、私のあなたへの熱い想いを虹の架け橋(テレパシー)となって伝えてください。 そんな気持ちが込められているのではないでしょうか。
 
 この曲のポイントとなっているキーワード->“テレパシー”に対して三つの形容詞が付けられています。
 1. 甘いテレパシー
    これは、文字通り「あなたが好きで好きでたまらないの」というホットでハートマークな気持ちを表しているのでしょう。
 
 2. ずるいテレパシー
    それに対して、この“ずるい”という気持ちの解釈は少々難しいですね。 この言葉単独では解りません。 そこで聖子ちゃんのこの曲への感情の込め方、そして続く形容詞との関係から考えると、実は私の気持ちを感じ取っているのに気付かない振りをしている彼に対して「あなたずるいわ、私の気持ちを受け止めて」という気持ちが表されているのではないかと感じます。
 
 3. サワーテレパシー
    そして、サワーとは、酸っぱいという言葉ですから、恋を“甘酸っぱい”と表現する通り、まさに恋の甘さの反面、胸がキュンとするような切ない気持ちを表しているのでしょう。  「こんなにあなたのことを思っているのにあなたったらちっとも受け止めてくれない。 私の切なく、辛い気持ちをあなた分かって、早く私に振り向いて」という心境が込められているのではないでしょうか。
 
 自分からはなかなか告白できない女の子の鬱積した切ない気持ちが見事に込められている素晴らしい詩の内容だと思います。
 
 そして、曲の歌い出しから、いきなりサビのメロディーに入っていくところが、インパクトを強めていてより一層ダイナミックな印象を与えてくれます。
 それと、間奏の最初にカスタネットを軽快に叩く音が入ってきますが、フラメンコではありませんが、それによってやる気と情熱が伝わってくるように思います。
 
 聖子ちゃんの甘く哀愁を帯びた歌声、ゆったりとした伸びやかなメロディーが心の微妙なひだを伝えてくれている哀切感あふれる中に前向きな明るさも感じられる心に響く片恋ナンバーです。
 
 
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[ 2011年02月28日 17:52 ] カテゴリ:シングルB面曲 + 1 | TB(0) | CM(0)
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Chanchiki20と申します。 どうぞよろしくお願いします。

 趣味は、ネットサーフィン、音楽鑑賞、DVD鑑賞、読書、カラオケなどです。
 
 音楽は、古い曲が中心ですが、(ビートルズ、キャンディーズ、松田聖子等)、しいて最近の曲と言えば、ZARD、小柳ゆき、倉木麻衣などの曲を聴いています。

 映画は、ジャッキー・チェンや、007シリーズなどのアクション物が好きでした。 最近のものでは洋画や邦画の話題作をチェックしてちょくちょく観に行っています。

 読書は、小説(歴史、現代、未来)、エッセイ、実用書などいろいろ読みます。

 もっか、最もはまっているのは、松田聖子さんに関わるストーリーを展開することです。

 いつか長編小説を書き上げたいと思っています。

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