松田聖子 Classic 聖子ちゃん!白書

松田聖子さんの原点 “聖子ちゃんの季節” にスポットを当てました!
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夢・幻なんかじゃない 『夏の幻影(シーン)』 松田聖子

 1985年6月5日発売の聖子ちゃん通算11枚目のオリジナル・アルバム。 『The 9th Wave』(ザ・ナインス・ウェーブ)収録曲。
 
 10曲目、『夏の幻影(シーン)』。
 
 作詞: 尾崎亜美
 作曲: 尾崎亜美
 編曲: 大村雅朗
 
 
 
 全編女流の作詞家を揃えたオリジナル・アルバムの最後を飾るのは、このアルバムのタイトル・ナンバーでもある尾崎亜美さん、作詞・作曲の『夏の幻影(シーン)』です。
 
 いやぁー、これは、心に響くいい曲ですね。 感動が全身を包み込んでいくようです。
 
 尾崎亜美さんが、聖子ちゃんの心境を的確に代弁してくれているような、或いは、聖子ちゃんと語り合った中で生まれたような実に心憎い表現がちりばめられたナンバーです。
 
 「貝殻たち 砂に並べ
  占うたび 揺れる波
  “責めないで” ♪」
 
 “責めないで”とは、これまでに訪れた試練たちのことでしょう。 そして、次にやってくる試練…
 「第9の波」とは、船乗りたちによって9番目に訪れる大波は最も強力で大きい危険な波と言われています。 言い換えれば、障害と言うことができると思います。 この大波に飲み込まれて命を落とすことも多い、でもこれを乗り越えられれば、一筋の希望が見えてくるわけです。
 
 聖子ちゃん自身、傍目には、順風満帆に見えて、実は、障害も無かった訳ではないのです。
 
 一つの例として順を追って上げてみますと、
 
 1)デビュー曲で、エクボが無かったためにCMに出演できなかった。
 2)ベストテン番組で初の1位を獲得して演出として両親の祝福の言葉をもらって、その感激でうれし泣きをしたものの、涙が出なくて、「うそ泣き」、「ぶりっ子」の称号を受けてしまった。
 3)トシちゃんこと、田原俊彦とカップルのCMに出たために、聖子バッシングを受けてしまった。
 4)あまりの売れっ子ぶりに喉を酷使し、次第に喉を痛め、声が嗄れてきてしまった。 その為に発声方法を変えることになる。
 5)郷ひろみについて、歌手や人間として好きと発言したのに、マスコミによって、一斉に「恋人宣言」として報道されてしまった。
 6)映画での初のキス・シーンをカットするよう大勢のファンからの嘆願書が寄せられたが、聖子ちゃんの一存によって続行したために一部の男性ファンが逃げてしまった。
 7)感情移入する度合いの強い聖子ちゃんに試練の失恋ソング(『ハートのイアリング』)が訪れた。
 8)実は水面下で進んでいた郷ひろみとの交際が歌手活動を続けることについての意見の不一致により破局を迎えてしまった。
 
 などと、適当な大波を上げてみましたが、それでは、“第9の波”とはいったい何でしょう? それは、まごうことなき「結婚休業」のことでしょう。 これによって、ファンが離れてしまって、アイドル歌手としてのポジションを失ってしまう。 そう恐れるのはもっともなことだ思います。
 
 「けれどもきっと乗り越えて見せるわ!」と言うのがこの曲、そしてアルバムのテーマなんだと思います。
 
 「何度ここへ 来たことでしょう
  子供じみた 夏の幻影(シーン)
  追いかけて ♪」
 
 「ここ」とは、“海”のことでしょう。 そう、聖子ちゃんの曲は、海にまつわる曲が大半を占めています(45%)。 海とは切っても切れない縁の深い歌手なんですね。
 
 それでは、「夏の幻影」とは、何でしょうか。 それはきっと、彼女が「青春を賭けてきたアイドル・ライフ」のことだと思います。
 
 「Dream?
  あなたの指が今
  私の肩を抱き寄せる
  Why?
  さよなら告げに来たのに
  わたし… ♪」
 
 そして、この私に手を差し伸べてくれるのは、もちろん、“ファンの皆さん”という訳でしょうね。 「ファンの皆さんたちは、きっと私を見放したりはしないわね! 私をこの先も歌手でいさせて!」 そんな希望が込められているのを感じます。
 
 これだけの内容をギュッと凝縮してドラマチックに仕上げているとても中身の濃い一曲なんですね。
 さすがに聖子ちゃんにとっても、ターニング・ポイントとなるアルバムだけのことはあります。
 
 曲調としましては、立ち上がりの波の音に続いて、映画「炎のランナー」のテーマ曲のような印象を受けたり、また、シングル曲『ボーイの季節』の続編のようにもとれるようなゆったりとしたテンポの雄大な曲なのではないでしょうか。
 
 まさに感動を誘う映画のテーマ曲や挿入歌にしても良いような壮大な曲だと思います。
 
 そして、このような曲を作れる尾崎亜美さんという方もまた天才だと実感できます。 聖子ちゃんは、これまで良くぞ素晴らしい音楽クリエーターたちと出会えて来たものです。 やはり、それらを引き寄せるほどの強運の持ち主だということが言えるでしょう。
 
 この曲での聖子ちゃんの声は、シナモンをまぶしたようなキャンディー・ボイスという感じ、少々渋みがかったスイートな声です。
 
 この曲のラストを飾るフレーズの「Good bye…♪」というハスキーな歌声には、「ファンの皆さん、しばらくはさようなら!また会う日まで。 ごきげんよう!」という気持ちが丁寧に込められているようなえもいわれぬ痺れる響きを感じます。
 
 そんな、このアルバムの最後を飾るというだけでなく、結婚休業前の大きなモニュメントの曲としてもピッタリの感動的な一曲です。
 
 
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[ 2010年11月06日 21:00 ] カテゴリ:松田聖子(アルバム) | TB(0) | CM(0)
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Chanchiki20と申します。 どうぞよろしくお願いします。

 趣味は、ネットサーフィン、音楽鑑賞、DVD鑑賞、読書、カラオケなどです。
 
 音楽は、古い曲が中心ですが、(ビートルズ、キャンディーズ、松田聖子等)、しいて最近の曲と言えば、ZARD、小柳ゆき、倉木麻衣などの曲を聴いています。

 映画は、ジャッキー・チェンや、007シリーズなどのアクション物が好きでした。 最近のものでは洋画や邦画の話題作をチェックしてちょくちょく観に行っています。

 読書は、小説(歴史、現代、未来)、エッセイ、実用書などいろいろ読みます。

 もっか、最もはまっているのは、松田聖子さんに関わるストーリーを展開することです。

 いつか長編小説を書き上げたいと思っています。

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