松田聖子 Classic 聖子ちゃん!白書

松田聖子さんの原点 “聖子ちゃんの季節” にスポットを当てました!
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霧の月夜に浮かび上がる二人 『Misty』 松田聖子

 1983年12月10日発売の聖子ちゃん通算8枚目のオリジナル・アルバム。 『Canary』(カナリー)収録曲。
 
 4曲目、『Misty』。
 
 作詞: 松本隆
 作曲: 井上鑑
 編曲: 井上鑑
 
 
 
 複雑な心の動きを示すかのように強烈な印象を与える不協和音で始まるイントロ、そして神秘的な英語のコーラス。 この入りからして、いつもとは趣が異なっていることを予感させます。
 
 そう、聖子ちゃんの曲としては、始めて“道ならぬ恋”を連想させる詩の内容になっています。
 
 「私だけの人にしたいけれど
  わがままと知ってるわ♪」
 
 その愛する人には奥さんや子供がいて、自分がその人を独占することは適わないことと理解しているんですね。
 
 それでも、愛してやまない人。 あなたが私の許へ訪れては幸福な時を過ごしてもらえればそれでいい。 そんな忍び愛が描かれているように思います。
 
 当時、人気絶頂の聖子ちゃんになぜこのような曲が作られたのかといいますと、その時代背景が大いに関係あるように思います。
 
 それまで、男女の不適切な関係は、浮気とかよろめきなどと表現されていましたが、そこへよりしっくりと来るような表現が登場して世の中の脚光を浴びるようになりました。 今では当たり前の表現、そう、“不倫”という言葉です。
 
 この言葉を流行らせたのは、1983年の2月から放映が始まったTBS系ドラマ「金曜日の妻たちへ」でした。
 
 時を同じくして、作家、渡辺淳一さんの小説・「ひとひらの雪」がベスト・セラーとなり、“不倫”ブームに拍車がかかりました。
 そして、翌年には、“アジアの歌姫”テレサ・テンさんの『つぐない』が発表されることになります。
 
 そんな時期であったことから、この曲が誕生したのは、あのキャピ・キャピの『天国のキッス』から一気に『ガラスの林檎/SWEET MEMORIES』の大人化路線へと転向を果たした聖子ちゃんに一つのステップとして挑戦させる価値があると判断された結果なんだと思います。
 
 聖子ちゃん自身、精一杯大人の魅力を発散させて、メローで艶やかな声を伸びやかに、デリケートに響かせてくれています。
 
 「抱きしめていて
  海を飛ぶ  Ah鴎たち
  Ahさざ波みたいに
  愛してる♪」
 
 この部分をはじめ全体に英語を交えたり文学的な表現で綴られています。 あまり具体的なイメージを持たせずぼやけさせる目的も兼ねているのだと思われます。
 
 「海の上をゆったりと飛び交うカモメたちよどうか月夜に空高く浮かび上がった私たちをしっかり抱きしめていて。 そして、さざ波のように穏やかにときめきながらあなたを愛してるわ。」
 
 そのような彼女の心の風景が伝わってきます。
 霧の立ち込める月夜の秘めやかな逢瀬を幻想的に妖しく描いた神秘的で文学的な作品だと思います。
 
 
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[ 2010年12月16日 23:28 ] カテゴリ:松田聖子(アルバム) | TB(0) | CM(0)
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Chanchiki20

Author:Chanchiki20
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Chanchiki20と申します。 どうぞよろしくお願いします。

 趣味は、ネットサーフィン、音楽鑑賞、DVD鑑賞、読書、カラオケなどです。
 
 音楽は、古い曲が中心ですが、(ビートルズ、キャンディーズ、松田聖子等)、しいて最近の曲と言えば、ZARD、小柳ゆき、倉木麻衣などの曲を聴いています。

 映画は、ジャッキー・チェンや、007シリーズなどのアクション物が好きでした。 最近のものでは洋画や邦画の話題作をチェックしてちょくちょく観に行っています。

 読書は、小説(歴史、現代、未来)、エッセイ、実用書などいろいろ読みます。

 もっか、最もはまっているのは、松田聖子さんに関わるストーリーを展開することです。

 いつか長編小説を書き上げたいと思っています。

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