松田聖子 Classic 聖子ちゃん!白書

松田聖子さんの原点 “聖子ちゃんの季節” にスポットを当てました!
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愛情の芽生え 『黄色いカーディガン』 松田聖子

 1982年11月10日発売の聖子ちゃん通算6枚目のオリジナル・アルバム。 『Candy』(キャンディ)収録曲。
 
 9曲目、『黄色いカーディガン』。
 
 作詞: 松本隆
 作曲: 細野晴臣
 編曲: 大村雅朗
 
 
 
 おとぎ話の世界のようなイントロから入り、可愛いらしいメロディーに聞き入っていると、どうやら時代は、もう少し新しくて100年前後 昔のアメリカという雰囲気がありますね。
 
 なぜかと申しますと、クッキーという言い方をするのは、アメリカ、カナダ、日本ぐらいですが、蒸気機関車の走っていた頃に、日本でカーディガンを着たり、クッキーを焼いてお昼に食べたりということはしていなかったでしょうからね。 日本ではありません。
 
 カナダは、冷涼な土地柄なので、レンゲの花の咲く時期の4~5月頃に野外でランチをするのには向かないでしょう。
 そうなると、南北戦争前のアメリカの南部あたりを想定しているのではないかと考えました。
 それも、二人は、自由で豊かな雰囲気が感じられますので、召使いなども抱えているような上流階級の子息のような感じですね。
 
 この『黄色いカーディガン』という曲は、アルバム『Candy』の中では、特に人気の高い曲ですが、聖子ちゃんのキュートな歌声とボーイ・フレンドとの親密な雰囲気とは裏腹に意味深な言葉がたくさん登場してきて、なかなか難解な曲の一つだと思います。
 
 「私、黄色いカーディガン 羽織って 蝶々みたいに風にひらひら
  そしてあなたは、きっと蜜蜂 愛のナイフで胸をつらぬく♪」
 
 まずは、蝶々と蜜蜂って、いったいどういう関係なんだろうと疑問に思ったりしますが、後に続く歌詞から、その意味するところが、想像できるようになります。
 
 「そして、黄色いカーディガン あなたの眠る胸へとそっと掛けるの
  こんな優しさ 前は無かった ちょっと途方に暮れるほどだわ♪」
 
 セレブのお嬢さんで、これまで何不自由なく、“蝶よ花よ”と両親の愛を一身に受けながら育てられて来たために、人に何かをしてあげるというような経験がそれまで無かった。
 
 それが、年頃になり、好きなボーイ・フレンドができて、一緒に過ごすようになると、彼の為にランチのお弁当を手作りしてあげたり、膝枕をしてあげている内にいつしか眠りに落ちてしまった彼が寒いのではないかと心配して、自分の着ていたカーディガンを脱いで、そっと掛けてあげたりしている。
 
 これまで、他人にそのような思いやりのこもった行為などしたことが無く、愛情を受ける身から与える身へと明らかに自分が変わってきたということにハッと気付いた瞬間だったのでしょう。
 
 そして、彼のことを“蜜蜂”と表現しているのは、無意識のうちに甘い蜂蜜や花粉を運んでくれる働き者のミツバチ。 「彼は、きっとそんな風に私を支えてくれるんだわ!」と予感しているのではないでしょうか。 そして、「彼は、もうすぐ私の胸をつらぬく愛の告白をしてくれるわ」と瞳を閉じながら、期待しているのだと思います。
 
 「何かが変わってゆく 旧い本 破るように
  私が見知らぬ 私へと変わるのよ♪」
 
 そう、少女から娘へ 娘から乙女へと そして、(蝶々から)母性を備えた女性へと次第に変貌していくのでしょう。
 
 そして、ページは、めくられたのでは無く、破られたのですから、もう、後戻りはしない。 着実に進歩していきます。
 
 「恋はいつでも こわい童話ね
  毒のリンゴを かくしてるのよ
  だけど終わりは HAPPY END 必ず
  甘くキスして 幕が下りるの♪」
 
 この部分は、『Romance』という素敵な曲のあのフレーズと被っていると思います。
 
 「Look at me!
  誰でも一度は、好きな人の両手で
  瞳閉じる時が来る♪」
 
  「恋には、ピンチの時もあるけれども、必ず実の結ばれる時が来るのよ!」 そのように恋を励ましてくれているのだと思います。
 
 う~ん。 深い曲ですよね。 それにしても、どうして100年前の古き、良き時代を引き合いに出したのでしょう。
 
 ロマンチックなシチュエーションの演出という側面は、もちろんあるでしょう。 でも、それだけではなく、現代社会は、だんだん、そういった男女の役割分担などが曖昧になり、そういう恋のプロセスも実現しにくくなってきていることから、もう一度、男女本来の性質の違いに眼を向けて欲しいという気持ちもあったのかもしれません。
 
 男性は、外で働き、生活の糧を稼いで、家族を守る。
 女性は、愛する人の子を産み育て、家庭を守る。
 
 それが、今は中々難しい社会になってきてしまいました。 女性の中から自然発生的に誕生してきた“女性言葉”。 聖子ちゃんの曲の中にはふんだんに使用されています。
 
 ところが、今の女の子の間では、死語になりつつあります。 もし使おうものなら、「何、そのしゃべり方。 気持ち悪い。」といじめの対象になってしまうそうです。
 
 そんな様々なことを私たちに提起して考えさせる一つのきっかけを与えてくれているのかもしれません。
 
 ただ、そんな余計なことは抜きにしましても、聖子ちゃんの甘い歌声を聴いているだけで抜群にキュートなナンバーです。
 
 
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[ 2011年01月06日 01:32 ] カテゴリ:松田聖子(アルバム) | TB(0) | CM(0)
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Chanchiki20

Author:Chanchiki20
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Chanchiki20と申します。 どうぞよろしくお願いします。

 趣味は、ネットサーフィン、音楽鑑賞、DVD鑑賞、読書、カラオケなどです。
 
 音楽は、古い曲が中心ですが、(ビートルズ、キャンディーズ、松田聖子等)、しいて最近の曲と言えば、ZARD、小柳ゆき、倉木麻衣などの曲を聴いています。

 映画は、ジャッキー・チェンや、007シリーズなどのアクション物が好きでした。 最近のものでは洋画や邦画の話題作をチェックしてちょくちょく観に行っています。

 読書は、小説(歴史、現代、未来)、エッセイ、実用書などいろいろ読みます。

 もっか、最もはまっているのは、松田聖子さんに関わるストーリーを展開することです。

 いつか長編小説を書き上げたいと思っています。

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